日本の収入平均値と中央値を詳しく説明

令和という時代にかわっても平成から続く不景気はかわりません。国は毎年収入平均値を出していますが、どうもその金額がピンとこないっていう人が多いと思います。それは「収入平均値」は一般庶民の「平均値」とは違う数字にありました。そこを深く掘り下げていきます。

日本平均収入値とは

2018年度の全体の平均収入値は「414万円」でした。

「414万円」と聞くと意外と多くもらっている数字に思えませんか?ですが、これは「平均値」なのでこの金額をもらっている人が大半という訳ではないのが現状です。

平均値の出し方・例

平均の測り方はみなさんも一度は習ったことがある通りです。全ての数字を足してその数値の個数分を割って出すものになります。

極端な例を出して見ると

100人の村があり、95人の収入は100万円です。

残りの5人が1億円の収入があったら一人あたりの平均収入はいくらになるでしょう?

(100万円×95+1億円×5)÷100人=595万円

一人あたり約600万円の収入があるように思えてきますが、実際はそうではありませんよね。

平均値では「上限値」と「下限値」というものが存在してデータを取っていることになります。平均値を出すときに「上限値」の数字が大きい人につられて平均値そのものの数字が高くなってしまうということがあります。

日本収入中央値

平均値では偏りが出てしまうということでその偏りをなくすために生み出されたのが「中央値」というものになります。

日本全体の収入中央値は「約360万円」と言われています。

平均収入値より「約54万円」も金額が下がっています。この「中央値」というのはどうゆうことか?知らない人も多くいると思いますので説明します。

中央値とは?平均と比べてみる

「中央値」の出し方は大きい数字、もしくは少ない数字から順番に並べて真ん中にくる値を指します。

例として、

Aさん300万円・Bさん400万円・Cさん500万円・Dさん600万円・Eさん800万円・Fさん1,000万円・Gさん2,000万円の計7人でデータをとったとしましょう。

「平均収入値」は「800万円」ということになります。

ですが、「中央値」は「600万円」ということになります。

「中央値」は上限値や下限値を無視したちょうど真ん中の数字になるため上限値や下限値に左右されることのない数字ということになり、大多数の感覚に一番近い数字になります。

一般収入を見るのであれは「平均値」よりも「中央値」ということになります。

年代別中央値

では、年代別で「中央値」をみていきましょう。

20代では、約300万円

30代では、約410万円

40代では、約520万円

50代では、約530万円

60代では、約380万円

となるようです。60代は定年退職などをして収入が下がることにより金額が下がってしまうようです。

日本人男性の中央値

では男性限定での「中央値」としてみたときにいくらになるのでしょうか?

年収中央値は「420万円〜450万円」になるようで、全体の中央値に比べて「70万円」ほど高くなるようです。

日本人女性の中央値

次は女性限定での「中央値」としてみたときにいくらになるのでしょうか?

年収中央値は「280万円〜300万円」になるようで、全体の中央値に比べて「70万円」ほど低くなるようです。

雇用別収入中央値

「正社員」・「パート」・「アルバイト」・「派遣社員」などの雇用別で中央値を比べてみましょう。

正社員

正社員とは期間を決めずに正規雇用されている人のことを指します。

正社員の年収中央値は「430万円〜440万円」となっています。

非正規雇用

非正規雇用とはパートやアルバイトなどの人たちのことを指しています。

非正規雇用の年収中央値は「150万円〜160万円」となっています。

データの中には「週に2~3勤務の主婦」や「数時間しか働かない学生」などもいて中央値はグッと下がっているようです。

派遣社員

非正規雇用とは別で「契約社員」や「派遣社員」の中央値は「280万円〜300万円」となっています。

生涯年収中央値をあげる方法

働く以上もらえる金額は少しでもあげたいですよね?収入中央値をあげる方法をご紹介します。

・副業をする

休みの日や帰宅後に少しでも副業をして中央値をあげる方法です。

・転職をする

今は一つの会社で一生涯を終える時代では無くなりました。自分のキャリアアップのためにも転職をして収入をあげる方法です。

・独立や開業をする

どうしても会社勤めだと自分で成果を出しても会社に持っていかれてしまうことがあります。独立や開業することで自分に直接返ってくるようにする方法です。

・昇進や資格の取得

「今の会社で頑張りたい!」と思っているのであれば、昇進できるように今以上に成果を出したり生活態度などを見直して会社の人間に認めさせたり、会社に必要な資格を得ることによって収入が上がるようにするという方法です。

収入中央値を上げるためには今と同じでは上がりません。今以上の努力や成果を出すことで月にたった1万円でも年にすると12万円上がりますし、10年続けば120万円という金額になります。